トマトの事例(育成比較、萎凋病対策)
トマト栽培事例
ハウスの真ん中は温度が高くなるので生長が同じくらいですが、活性炭を入れた左と入れない右側の高さに差が生じています。当然収穫量も違ってきます。定植は左のハウスが後です。青森県七戸町にて |
活性炭を使用しての感想でヘタが大きくなったり節間が短くなるという事があります。
節間が短ければ作業効率の向上にもなり、また収量の増加につながります。
■トマト萎凋病の事例■
トマトの萎凋病、病原菌はフザリウム(Fusarium)です。
青枯れ病と類似した症状に見えますが、全体が青いまま萎れて枯れる青枯れ病とは異なり、上から徐々に枯れていくのが大きな違いです。
トマト萎凋病対策事例1
2014年
下の写真の農家様ではハウス5棟で萎凋病が発生していました。過去には全く問題がなかったハウスです。
翌年に萎凋病対策として、トウモロコシの活性炭とトリコエースAを投入した事例です。
2015年7月30日
萎凋病の症状は見られず、順調に育成しています。
2015年9月25日
昨年発生したハウス5棟とも異常無く、こちらの農家様では萎凋病の克服に成功しました。
トマト萎凋病対策事例2
2014年
活性炭を投入したトマト農家で初めて萎凋病が発生、テストで入れた苗が問題だった。翌年トリコエースAを初めて投入しました。
2015年7月3日
一棟に1~2本怪しいのがあるが、2014年の発生状況と比べると大幅に減少しています。
9月25日時点で何本か下のような状況ですが、一棟当たりの発生は激減。