きゅうりの事例(ホモプシス根腐病対策・育成比較)
■きゅうりの事例-2■
きゅうりのホモプシス根腐病発生圃場での使用事例
近年きゅうりの病気被害で一番困っているのがホモプシス病といわれています。特効薬は無いらしい。無いから困っているのですが結局は根が弱ければそこから病原菌が侵入してきゅうりの生育を阻害することになります。その意味で根を丈夫にする土壌改良が注目されています。
2012年6月 1作目後半の様子。
ハウスの一部の様子です。特に写真の列に病気が多く出ています。実もブヨブヨしており、出荷できる品質のものが育っていません。
2作目定植前にトウモロコシの活性炭+トリコエースAを投入
同じ箇所の2012年2作目。
9月後半の様子。
定植前の7月に、トウモロコシの活性炭とトリコエースAを投入していただきました。1作目を片づけた後、すぐに定植するため一定の期間が必要になる土壌消毒は実施していません。大幅に改善されており、病気の発生は確認されていません。生育も順調で、品質も良好です。
同じ箇所の10月初旬の様子。
まだまだ元気です。
葉の色が黄色く見えるのは、上のほうの葉がつきすぎて下の葉に光が当たらず枯れてきてしまっているためで、病気の症状ではありません。こちらの農家様では今作から新しい品種にしておりますが、一気に成長する傾向にあるそうで、収穫に追われてしまい、手入れが追いつかなかったそうです。
結果として、大きく改善されました。
ただし、100%発生していないとは言えず、一部ホモプシス根腐病が発生しているところもありました。ただ、1作目に比べるとかなり少ない(農家様の感覚では1作目の1~2割程度しか発生していない)ので、活性炭+微生物資材(トリコエース)の土壌改良効果のおかげだろうという評価をいただきました。
■きゅうりの事例-1■
右側の畝にトウモロコシの活性炭が入っています。左側の畝は今年土壌消毒をおこないました。消毒した畝は成長が遅れています。岩手県花泉町の事例。
右の2列に活性炭が入っています。すでに実がついており、入れていない左とは大きな差が出ました。岩手県花泉町の事例。
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